Siteswap Notation について

簡単に言うと,「メトロノームに合わせて等間隔に左右交互に投げるとするとき, 投げたボールの高さ(帯空時間)でジャグリングのパターンを表す方法」です.

「345」というパターンを例に説明しましょう.

まず右手で時刻1に投げたボールは「3」なので,次は時刻4(=1+3)にそのボールを投げます.時刻4ということは,次は左手で投げることになり,時刻4で投げるまでに左手でキャッチしておかねばなりませんから,その程度の高さに投げることがわかります.
次に左手で時刻2に投げるボールは「4」なので,次は時刻6(=2+4)にそのボールを投げます.
次に右手で時刻3に投げるボールは「5」なので,次は時刻8(=3+5)にそのボールを投げます.
次に左手で時刻4に投げるボールは「3」なので,次は時刻7(=4+3)にそのボールを投げます.

こうして続けていくと,ボール 4 個のお手玉になります.これが siteswap です.


「中学へのチャレンジ算数」96年8月号に掲載された解説記事の TeX 原稿(EUC)もあります(図は入っていません).
それを html に(やっつけで)直したものが、これです。

以前 NIFTY の FMAGIC に書いた証明です。 一般向けに数式をあまり使わず、具体例で書いてあります。

また、松岡顕さん作の JuggleMaster に添付されている説明はこちらです。
JuggleMaster 自身は ここ からダウンロードしてください。


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